天然皮革とは、毛のついた動物の「皮」に幾つもの加工工程を施し、衣類やバッグ、財布などの製品に用いる「革」へと仕上げた素材を指します。
代表的な動物の種類:牛・豚・馬・羊・山羊・鹿
人工素材に比べて耐久性に優れ、使い込むほどに味わい深い経年変化をお楽しみいただけます。天然皮革ならではの特性として、動物本来の傷や個体差による色・質感の違いがあることも魅力です。
一つとして「全く同じもの」は存在せず、すべてが表情の異なるオンリーワンのアイテムとなりますが、その反面、ご自身の理想にぴったり合う色や質感を選ぶのが少し難しい素材でもあります。
さらに、水濡れにはデリケートなため、美しさを保つための定期的なケアが必要となります。
加工前の原皮には、動物が自然の中で生きた証として、様々な跡が刻まれています。木々などで引っ掻いた傷や虫刺され、豊かなシワ、血管の筋などです。
天然皮革の製品では、こうした”生きた証”を過度な加工で塗りつぶすことなく、素材本来が持つ唯一無二の風合いや、豊かな味わいとして残している場合がございます。
同じ一枚の革であっても、部位によって繊維の密度や厚みが異なるため、染色する際に、染まり具合に差が出て色ムラが生じることがございます。程度の差はございますが、そのため革製品の色味は一点ずつ微妙に異なります。
動物の年齢や性別、生活環境や品種といった多様な条件によって個体差が生まれ、同じ動物の同じ部位であっても、シワの入り方に違いが生じたり、色の濃淡が入り混じって、斑紋のようなムラが現れることもございます。
程度の差こそあれ、天然皮革を用いた製品の表情は一点ごとに微妙に異なります。
人間が一人ひとり違うように、革製品もひとつひとつ表情が異なります。その違いを素材の“個性”として楽しみ、オンリーワンとの出会いを探しながら商品をお選びいただけましたら幸いです。