【木村石鹸の正直な話】12/JU-NIはどうしてこの価格?
公開日:2026/09/10 更新日:2026/10/08その正体は【 コラーゲンペプチド誘導体 】。
(表示名称:加水分解コラーゲンPGプロピルメチルシランジオール)
※この記事では、Type-A(しっとり)シャンプーを例にご紹介します。
コラーゲン由来のしっとり感が特長のヘアケア成分で、こんなメリットがあります。
・傷んでパサついた髪に、うるおいを与える
・ドライヤーなどで熱を加えると髪にくっついて持続的な補修をしてくれる
・しっかり乾かすと寝癖を防いでくれる
※コラーゲンペプチド誘導体の成分特長・メリットです。
12/JU-NIの特徴成分の一つですが、実は色がかなり濃いんです。
シャンプーのベースは、ハチミツやサガラメエキス、アミノ酸系界面活性剤などの原料に由来して、もともとうっすら黄色をしています。
そこにコラーゲンペプチド誘導体を加えると……
下の写真は、左がコラーゲンペプチド誘導体「なし」、右が「あり」です。
(社内で試作したもので比較しています)
けっこう違いますよね・・・。
このコラーゲンペプチド誘導体は、素晴らしい原料なのですがちょっと扱いにくかったり、さらにはヘアケア原料の中では「原料価格が高め」です。
これが、商品づくりでは大きなネックとなったりします。
一般論ですが、ヘアケア商品は500mlなど大容量のものが多く、商品原価に影響しやすいために、原料費をかなり安めに抑えないといけない傾向があります。
一方でシャンプーやコンディショナーは洗い流すので、配合した成分の多くが流れ落ちてしまいます。
そのため、コラーゲンペプチドなど機能性原料を配合する場合、ちゃんと作用を発揮させるには、洗い流し後も髪に必要量が残るように、しっかり配合する必要があります。
こうした理由から、手ごろな価格帯のヘアケア商品にはあまり配合されないか、配合されても少量のことが多い原料です。
どちらかというと、サロン向けのシャンプーなどで使われることが多い原料です。
12/JU-NIでは「どうせ入れるならがっつり!」をモットーに、この原料を配合しました。
開発時にはこんな目標を立てていました。
・引っかかりのない洗い心地
・うっとりするさわり心地
・ハイブリーチで傷んだ髪も、しっとり仕上げる
・傷んだ髪も、しっとりまとまる手ざわりに
そして、【サロン製品のようなクオリティーを、なるべく良心的な価格で】届けることも目指しました。
結果として、たっぷり配合したコラーゲンペプチド誘導体と、質のいいアミノ酸系界面活性剤をメイン活性剤としたことで、原価はかなり上がってしまいました。
(実は、原料費の大きな割合をこの2つが占めています。)
ただ、
・できるだけ無駄をそぎ落としたシンプルな処方に
・本当に必要な原料に、原価をしっかり使う
ことで、なんとか12/JU-NIは実現しました。
さらに、製造部による無駄のない丁寧なものづくりや、自社で製造し直接お届けしていることも、価格を抑えることにつながっています。
確かに、市販のメインの価格帯のヘアケアと比べると、安くはありません。
でも、そのぶん良質な原料をしっかり使っています。成分の中身まで見ていただければ、納得していただける価格になっているのではないかと思っています。
これから12/JU-NIを使うときに、「この黄色はコラーゲンペプチド誘導体の色なんだなー」と、ちょっと思い出していただけたら嬉しいです!