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足袋

公開日:2026/01/19 更新日:2026/08/12

足袋の素材

足袋の基本は綿ですが、綿にも織り方でキャラコ・ブロード・繻子などあります。 最近では化学繊維との混紡や全く綿の含まれないものもあります。 それぞれに特性がありますのでお好みに応じて選ばれると良いと思います。 お茶会などで先生から「綿」の足袋と指定される場合があります。綿と明記されたものをお選びください。 綿素材でも伸縮性があり、甲高幅広の方でも楽に履けるストレッチの足袋もあります。 この他、麻・レース・別珍・裏ネルなど季節やコーディネートによって選ばれます。

コハゼの違い

コハゼとは、足袋のかかと側についている金物の留め具のことをいい、 「4枚コハゼ」と「5枚コハゼ」の2種類があります。 <<4枚コハゼ>> 5枚コハゼよりも1枚少ない分、締めつけが弱くゆったりとしています。そのため、普段着やお仕事などで、動きやすさを重視するときにおすすめです。 <<5枚コハゼ>> 4枚コハゼよりも1枚多い分、約1.5cmほど足首のところが高くなり、素肌がより隠れることで、所作が美しく見えます。 フォーマルな席や踊り・お茶などのお稽古などでは「5枚コハゼ」が好まれます。 ただし、古くから「関東の4枚コハゼ・関西の5枚こはぜ」と言われ、関東ではフォーマルな席でも「4枚こはぜ」が一般的です。 正式なルールはありませんので、履きごこちに合わせて選んでも、問題はありません。

足袋のつくり

足袋は、つま先が二股に分かれていて、親指が入る側を「内甲(うちこう)」、親指以外の4本の指が入る側を「外甲(そとこう)」といいます。 足首は「こはぜ」と呼ばれる薄い金具を「掛け糸」に掛けて足に固定します。

足袋をはくタイミング

肌着を着るタイミングで足袋を履きましょう。 長襦袢を着る前には足袋を履いておきます。着付けはじめてからは着崩れを防ぐためにも「かがむ動作」は極力避けます。 着物を全て着終わってから足袋を履こうと思っても、帯により身体が曲がらず難しいです。

足袋の履き方

まず、履く前に写真のようにコハゼを全部外し半分に折り返します。 そして、しっかり足袋の先までつま先を入れ、折り返した部分を引っ張りながら踵を包みます。 踵がきちんと入ったらコハゼを掛糸に掛けて留めます。 コツとしては、足首を90度に曲げたまま下のコハゼから順番に上へと留めていきます。掛糸は2本ありますが外側のへ掛け、二本の掛糸を一緒にすくいます。 足が浮腫んでいたり、縮んでしまった足袋などきつく感じるときは内側の掛糸1本だけをすくって調整ができます。