ようこそ 楽天市場へ

保育園に夏休み期間はある?期間を乗り切る3つのステップ

公開日:2026/05/28 更新日:2026/05/28
保育園の夏休みとは、原則として「ない」ものの、お盆期間(8月13日〜15日前後)に休園や保育時間短縮を行う園が多いです。「保育園の夏休み期間っていつ?うちの会社はお盆も仕事なのに、子どもをどこに預ければいいの?」と不安を抱えている方は少なくないはずです。 保育園が厚生労働省管轄の児童福祉施設である以上、保護者の就労を支える役割を担っているため、原則として長期休暇は設けられていないというのが結論です。しかし、園独自の判断で数日間の休園日が設定される場合もあるため、事前の確認と備えが欠かせません。預けられない期間を乗り切るためのステップは、以下です。 ステップ①園の年間スケジュールを早めに確認し預けられない日を把握する ステップ②預け先の候補を複数リストアップして事前登録を済ませる ステップ③職場と家族で休暇取得の調整を進めておく この記事では、保育園の夏休み期間に活用したい預け先や、夏休み期間を快適に乗り切るためのステップ、保育園の夏休み制度の全体像を解説します。また、よくある質問も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

夏休み期間に活用したい3つの預け先

保育園の夏休み期間(お盆休み)に子どもを預けられず困った経験を持つ家庭は多く存在します。実際、勤務先がカレンダー通りの稼働だったり、サービス業のように繁忙期だったりすると、お盆期間中も通常勤務が続くケースが珍しくありません。ここでは、働く保護者が活用できる預け先をご紹介します。 預け先①一時預かり(一時保育) 一時預かりは、保育園や認定こども園などで一時的に子どもを預かってもらえる制度です。普段通っている園が休園になる場合でも、別の認可保育園や認可外保育園に預けられる可能性があります。 しかし、利用にあたっては事前登録が必須となる施設が多いです。お盆期間は予約が集中するため、6月〜7月上旬には登録と予約を済ませておく動きが安心につながります。 預け先②ファミリー・サポート・センター ファミリー・サポート・センター(通称:ファミサポ)は、地域の会員同士で育児を助け合う、自治体が運営する子育て支援事業です。「育児の援助を受けたい依頼会員」と「援助を行いたい提供会員」をセンターが仲介します。 料金は地域差があるものの、1時間あたり500円〜1,000円程度が相場で、ベビーシッターよりも安価に利用できる点が魅力です。早朝や夜間、休日にも対応してもらえるため、勤務時間が変則的な家庭にも適しています。 利用前には会員登録と事前打ち合わせが必要となり、すぐに当日利用というわけにはいきません。「いざ」というときのために、入園と同時に登録だけ済ませておく家庭が増えています。 預け先③ベビーシッター・親族・実家 近年は内閣府が実施する「ベビーシッター派遣事業」の割引券を活用する家庭も増えています。企業を通じて配布されるこの割引券は、1日あたり一定額の補助を受けられる仕組みです。 詳細はこども家庭庁の企業主導型ベビーシッター利用者支援事業で公開されており、勤務先がこの事業に加入していれば利用できます。さらに、祖父母など親族のサポートを受けられる家庭であれば、お盆休みに合わせて帰省を兼ねた預かりをお願いする方法も現実的です。 預け先を1つに絞らず、複数の選択肢を組み合わせて、急な発熱や予約の埋まりにも柔軟に対応できます。 参考:仕事・子育て両立支援事業(企業主導型保育事業 等)|こども家庭庁

夏休み期間を乗り切る3つのステップ

預け先の候補を知っているだけでは、当日になって慌てる事態を防げません。実際に夏休み期間をスムーズに乗り切るためには、計画的な準備が欠かせないからです。ここからは、働く保護者が夏休み期間を乗りきる具体的な準備のステップを順番に紹介します。 ステップ①園の年間スケジュールを早めに確認し預けられない日を把握する 入園時に配布される「保育園のしおり」や「重要事項説明書」には、年間の休園日や運営方針が記載されています。年度初め(4月)の懇談会で配布される年間行事予定表に、お盆休みや保育協力日が明記されているケースも多いです。 私立保育園と公立保育園では、夏休み期間の対応に違いが出る傾向があります。下記の表で違いを整理しました。
不明な点があれば、年度初めのうちに園に直接問い合わせる行動が、後の混乱を防ぐ最短ルートです。 ステップ②預け先の候補を複数リストアップして事前登録を済ませる 一時預かりもファミサポも、いずれも事前登録なしでは当日利用できません。お盆期間は需要が集中するため、希望日を必ず押さえられる保証もない状況です。このため、最低でも以下の3つの預け先を6月までに登録しておくことが推奨されます。 自宅から通える範囲の認可保育園の一時預かり 地域のファミリー・サポート・センター 民間のベビーシッターサービス(キッズライン、ポピンズシッターなど) 事前登録には健康診断書の提出や面談が求められる場合もあり、申し込みから利用開始まで2〜3週間かかるケースもあります。「夏休みが近づいてから動こう」では間に合わない可能性が高いと心得ましょう。 ステップ③職場と家族で休暇取得の調整を進めておく 外部サービスをフル活用しても、すべての日を埋められない場合があります。そのときに頼りになるのは、夫婦間や同僚との休暇調整です。 お盆期間の数日間を夫婦で1日ずつ分担したり、有給休暇を計画的に取得したりする工夫が必要です。職場への打診は早ければ早いほど調整しやすく、6月〜7月の段階で上司に相談しておく姿勢が望ましいです。 また、有給休暇の計画的付与制度を導入している会社であれば、お盆期間に休暇が割り当てられる場合もあります。就業規則を確認して、自社の制度を把握しておきましょう。

保育園に夏休みがない理由と期間の実情

「そもそも、なぜ保育園には夏休みがないのか?」という疑問を持つ方も多いはずです。この背景を理解しておくと、園との交渉や預け先選びがスムーズになります。ここでは制度上の位置づけと、実際の夏休み期間の傾向についてお伝えします。 保育園と幼稚園で夏休み期間が異なる理由 保育園と幼稚園では、根拠となる法律と管轄省庁が異なります。具体的な違いを以下の表にまとめました。
保育園は保護者の就労支援を目的とした福祉施設であるため、長期休暇を設けると本来の役割を果たせなくなります。 ◆多くの保育園で見られるお盆休みの期間 原則として夏休みはない保育園ですが、実態としてお盆期間に休園や保育時間短縮を行う園は珍しくありません。一般的に見られる期間は、以下のとおりです。 完全休園のパターン:8月13日〜15日の3日間 保育協力日のパターン:8月12日〜16日の5日間程度(可能な家庭は自宅保育を依頼) 時間短縮のパターン:通常17時までだが、お盆期間は15時までなど 「保育協力日」とは、保育士の人員配置やお盆の家族行事を考慮して、可能な家庭には自宅保育をお願いする日です。あくまで「協力依頼」であり、仕事が休めない家庭は通常通り預けられます。 ◆認可外保育園は園ごとに対応が大きく異なる 認可外保育園は国の設置基準ではなく、認可外保育施設指導監督基準にもとづいて運営されており、休園日や保育料は運営者が自由に設定できます。このため、お盆期間に1週間程度の夏休みを設ける園もあれば、年中無休で対応する園もあるのが実情です。 企業主導型保育園や事業所内保育園では、企業の夏季休暇に合わせて休園する場合があるため、勤務先のカレンダーと園のカレンダーを必ず照合してください。入園契約時の重要事項説明書を改めて確認したり、園長に直接尋ねたりして、年間休園日を把握しておきましょう。

保育園の夏休み期間でよくある3つの質問

保育園の夏休み期間でよくある質問をご紹介します。それぞれ詳しくみていきましょう。 質問①保育園の夏休み期間中も保育料は満額かかりますか? 認可保育園の場合、月単位での保育料設定が一般的なため、お盆休みで数日休園しても保育料は減額されない場合が多いです。日割り計算の対応をしている園は限定的となっています。 しかし、長期で休む場合は園独自の規定があるかを、事前に園や自治体の保育課に確認してみてください。 質問②仕事が休みの日にも夏休み期間中の保育園に預けてよいですか? 保育園は「保育を必要とする」家庭が利用する施設であるため、保護者が休みの日は原則として自宅保育が望ましいとされています。しかし、休日出勤の振替や有給取得日の対応など、家庭の事情はさまざまです。 事前に園へ理由を説明すれば、柔軟に受け入れてもらえるケースが多く見られます。お盆期間中は職員配置や給食発注の都合があるため、登園予定を早めに伝える配慮が大切です。 質問③夏休み期間中の保育内容はいつもと違いますか? お盆期間は登園する子どもが減るため、年齢別クラスではなく異年齢で過ごす「合同保育」になる園が多い傾向です。給食ではなくお弁当持参を求められたり、プール遊びがメインになったりする場合もあります。 普段とは違う環境で過ごす期間となるため、お弁当箱や水筒、着替えなど、必要な持ち物を事前にチェックしておきましょう。

保育園の夏休み期間に備えて動き出そう!

保育園の夏休み期間は、事前の情報収集と準備さえ整えておけば、決して頭を悩ませる期間ではありません。しかし、その悩みは決して1人で抱え込むものではなく、地域の制度や周囲のサポートを上手に活用すれば必ず解消できます。 以下のステップを実行すれば、お盆期間も慌てずに過ごせるようになります。 ステップ①園の年間スケジュールを早めに確認し預けられない日を把握する ステップ②預け先の候補を複数リストアップして事前登録を済ませる ステップ③職場と家族で休暇取得の調整を進めておく また、子どもにとってのお盆期間は、普段の保育園生活から離れて家族と濃密な時間を過ごせる絶好の機会でもあります。短い旅行や祖父母宅への帰省、近所の夏祭りなど、小さな思い出の積み重ねが子どもの情緒を豊かに育ててくれます。 預け先の確保と家族の時間、その両方を計画的に準備して、子どもにとっても保護者にとっても忘れられない夏にしていきましょう。