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猫はだいたいそう。。。 #02 すべては野生の証明 猫の爪とぎキーテイルがお届け

公開日:2026/01/15 更新日:2026/02/17
  • むつかしく言うと

    薄明薄暮性と真空行動(Vacuum Activity)の神経生理学 「夜中に突然走り回る(運動会)」という行動は、猫のサーカディアンリズム(概日リズム)と、室内飼育環境におけるエネルギー収支の不均衡が生み出す現象である。

    深夜3時、猫が廊下で神になる理由

    コラム風に。。。 夜中。 なかなか寝付けず、人間がようやく布団に入り、「明日こそ早く寝よう」と誓いを立てた、その5分後。 猫は突然、廊下を全力疾走する。 誰も追っていない。 何も逃げていない。 ただただ、走る。 これを人は「運動会」と呼ぶが、猫側には一切の競技意識はない。 これは薄明薄暮性という猫の習性なのだ。

    猫は、本来明け方と夕暮れに主役になる

    ネズミが動き、光は弱く、視界は都合よくボヤける。 猫の視覚構造(タペタム層による微光増幅機能) タペタム層という反則的な装備というべき、猫の機能で、わずかな光を倍増させ、 「今なら勝てる」という時間帯だけを生きてきた。 ところが現代。 獲物はいない。 夕暮れはエアコンの効いたリビングで終わる。 カリカリは決まった時間に、器から無抵抗でありがたく出てくる。

    結果どうなるか。

    猫の神経系には、 使い道を失った狩猟エネルギーが溜まる。 溜まりすぎる。 溜まりすぎた結果、 「獲物ゼロ・理由ゼロ・意味ゼロ」のまま、 突然スイッチが入る。

    これが真空行動!

    要するに、誰もいないのに戦闘態勢に入る現象だ。 瞳孔は全開。 尻尾は太くなり、 心拍数は「今から何かを仕留めます」仕様にドクドクとアップ。 仕留めるものは・・・だいたい壁。

    トイレ後に始まる第二ラウンド

    排便によって副交感神経が仕事を終えた次の瞬間! 交感神経が主役を奪い取る。 その結果、猫は 謎の解放感と万能感を得る。 達成感に満ちた顔で、猫砂をまき散らし、あろうことか排泄物までまき散らし、これでもかと汚し。。。 また走る。。。。

    飼い主は悟りの境地に陥る。

    これは遊びではない。 甘えでもない。 生理現象だ。 猫の健康のためには、我慢するしかないのだ。

    深夜3時の廊下で、

    猫は今日も 進化の残り火を燃やしている。 人間の睡眠を、 特に必要とも思わずに。 頼むから、お願いだから、もう寝かせて。。。
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    更新日:09/26(09/19〜09/25集計)