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秋の換毛期の猫ブラッシング|アンダーコートを取るコツとリファーレッシュ

公開日:2026/10/04 更新日:2026/10/07

編集長ゴリさんより

秋の換毛期に抜ける毛の正体

秋になると、床にもソファにも、気づけば毛が増えている。 黒い服に白い毛が乗る季節が、また来たというわけだ。 猫の毛は、大きく二層に分けて考えられる。表面に見えている毛と、その下に密集している柔らかい下毛、アンダーコートだ。 秋は夏の毛から冬毛へ生え替わる時期。抜けるのは主に、この下毛のほうだ。 だから、表面をさっと撫でただけでは、根元に残った毛は動かない。ある日ごっそり抜けて、部屋に散らばる。 増えた抜け毛は、あいつが手を抜いているわけでも、体調を崩したと決まったわけでもない。季節の仕事をしているだけだ。 ただし、毛の量には個体差がある。短毛か長毛か、毛量が多いか少ないか。 同じ家でも、抜け方は一頭ずつ違う。 掃除の回数を増やす手もある。ただ、床に落ちた毛を拾うより、落ちる前に取るほうが、話は早い。 ここ、整理しておく。 秋の抜け毛は、表面の毛より根元の毛が主役だ。次は、その毛をどう取るかの話になる。

表面用と根元用ブラシの違い

ブラシは、役割で二つに分かれる。 ひとつは表面をなでるタイプ。毛並みを整え、浮いたほこりや表面の毛を払う。 猫が気持ちよさそうにするのは、たいていこっちだ。 もうひとつは根元の抜け毛を取るタイプ。下毛に届いて、抜けかけた毛を絡め取る。 換毛期に頼りになるのは、こちらの役目だ。 どっちが上、という話じゃない。目的が違う。 仕上げに整えたいのか、床に落ちる毛を減らしたいのか。まずそこを決めると、道具は選びやすい。 毛質で見ると、こうなる。 短毛で毛量が少ない猫は、表面用でも足りることがある。下毛が多い短毛は、根元用の出番が増える。 長毛や毛量の多い猫は、下毛が絡みやすい。根元用で抜け毛を取ってから、表面用で整える流れが取り回しやすい。 もうひとつ見ておきたいのが、猫の好みだ。 スリッカーのような針状のものを見ただけで逃げる。そんな声はレビューにもあった。柴犬の飼い主だが、ラバー系しか使えなかったと書いていた。 結局、毛質と猫の性格、両方で決まる。 あいつの背中を一度よく見てみてくれ。毛の厚み、触ったときの感触。 判断材料は、そこにある。

リファーレッシュの特徴

根元用の一例として、リファーレッシュ(ペット用ブラシ)を整理しておく。 刃はステンレス製。精密な刃でアンダーコートを絡め取る作りだ。 持ち手はABS樹脂で、犬猫兼用になっている。 軽さも一つの特徴だ。毎日続けるなら、手首への負担は地味に効いてくる。 刃にはカバーが付く。しまうときも刃を守れるし、引き出しの中で何かに当たる心配も減る。 レビューには、これまで試したブラシで毛が取れなかった飼い主が、ここで取れたと書いていた例がある。ひとかきで量が取れた、毛が引っかかりにくかった、という声もあった。 選べるのは、短〜中毛種用と長毛種用。それぞれにブルーとピンクがある。 サイズはS(刃幅約4cm・小型犬や猫向け)と、M(刃幅約6cm・中型犬や大きめの猫向け)の二つ。 毛の長さで種類を、体の大きさでサイズを決める。それだけだ。 注意点も書いておく。レビューには、刃先を意外に鋭く感じた、という声もあった。 だから皮膚には押し当てない。毛並みに沿って、軽くなでるように使う。 長毛の猫は、毛のもつれをほぐしてから当てる。 道具の性格を知った上で選んでくれ。

毎日10分のブラッシング手順

段取りは単純だ。続けられるかどうかで決まる。 まず、猫が落ち着いている時間を選ぶ。食後や、うとうとしている頃がいい。 次に、長毛の猫は毛のもつれを先にほぐす。絡まったところに刃を入れない。 そして、刃を寝かせて、毛並みに沿って軽くなでる。押し付けない。 力は要らない。 一度に全身を済ませようとしなくていい。背中、脇、お尻まわり。 今日はここまで、と区切る。 嫌がったら、すぐやめる。無理に押さえつけるほど、次回のハードルが上がる。 レビューには、二人がかりで抱えて使ったが、強く押さえると皮膚が心配になった、という声もあった。無理に固定する前提は、あまりおすすめしない。 換毛期は、朝晩に分けるのも手だ。朝に数分、夜に数分。 合わせて10分でも、一回の負担は小さくなる。 終わったらブラシに付いた毛を取って、刃カバーをかぶせる。道具の手入れまでが一連の流れだ。 毎日少しずつ取れば、床に落ちる量も変わってくる。 続けるコツは、あいつの機嫌を優先すること。それだけだ。

よくある質問

購入前に気になりそうなところを、商品情報の範囲で答えておく。 Q. 長毛種だと、毛が短くなってしまわないか。 刃を寝かせて、毛並みに沿って軽くなでる使い方が前提だ。アンダーコートの毛をひっかけるのであって、カットするものではない。 長毛の猫は、力を入れず、毛のもつれをほぐしてから使ってくれ。 Q. 嫌がる猫にはどうするか。 いきなり全身はやらない。まず背中を数回なでて、すぐ終える。 その日はそれだけでいい。毎日少しずつ時間を延ばす。 嫌がるそぶりが出たら、そこで切り上げる。 レビューには、ブラシを嫌がらず使えた、という声もあれば、嫌がるので二人がかりだった、という声もある。猫によって差は出る。 Q. サイズはどう選ぶか。 Sは刃幅約4cmで、小型犬や猫向け。Mは刃幅約6cmで、中型犬や大きめの猫向けだ。 毛量の多い大きめの猫には、Mでちょうど良かったというレビューもあった。 Q. 種類はどう選ぶか。 短〜中毛の猫は短〜中毛種用、長毛の猫は長毛種用。カラーはブルーとピンクから選べる。短毛と長毛は間違えないようにしてくれ。間違えると意味をなさない。道具とはそういうものだ。 毛の長さと体格で決める。判断材料はここまでだ。 あとは、あいつの背中と相談してくれ。
更新日:10/13(10/06〜10/12集計)