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お盆とお彼岸の違い

公開日:2026/09/15 更新日:2026/09/15

## お盆とお彼岸の違い

お盆とお彼岸は、どちらもご先祖さまや亡くなった方を偲び、感謝の気持ちを伝える大切な行事です。ただ、実はそれぞれ意味や過ごし方に違いがあります。簡単にいうと、**お盆は「ご先祖さまをお迎えする期間」、お彼岸は「こちらからご先祖さまを思い、供養する期間」**と考えるとわかりやすいでしょう。

## お盆とは

お盆は、ご先祖さまや亡くなった方が一時的にこの世へ帰ってくるとされる期間です。一般的には8月13日~16日に行われますが、地域によっては7月に行うところもあり、時期や風習には違いがあります。
盆の入りには、ご先祖さまが迷わず帰ってこられるよう「迎え火」を焚き、盆明けには「送り火」でお見送りします。また、きゅうりや茄子を使った「精霊馬(しょうりょううま)」を飾るのもよく知られた風習です。きゅうりは馬に見立てて「少しでも早く帰ってきてほしい」、茄子は牛に見立てて「帰りはゆっくり戻ってほしい」という願いが込められているといわれています。

## お彼岸とは

お盆が基本的に年1回なのに対して、お彼岸は春と秋の年2回あります。春分の日と秋分の日を「中日(ちゅうにち)」として、その前後3日間を合わせた7日間がお彼岸です。春分の日・秋分の日は年によって変わるため、お彼岸の日程も毎年少しずつ変わります。
仏教では、私たちが暮らすこの世を「此岸(しがん)」、悟りの世界を「彼岸(ひがん)」といいます。春分・秋分のころは太陽が真西に沈むことから、西方にあるとされる極楽浄土に思いを寄せ、ご先祖さまを供養する習慣が広まったとされています。

## 大切なのは、ご先祖さまを思う気持ち

お盆とお彼岸では意味合いに違いがありますが、お墓やお仏壇をきれいにし、お花やお供え物を用意して手を合わせることは共通しています。
お墓が遠方にある方や、墓じまい・手元供養などを選ばれている場合は、必ずしもお墓参りにこだわる必要はなく、ご自宅でお花や故人の好きだったものをお供えし、ゆっくりと思いを馳せるのもひとつの供養の形ではないでしょうか。
現代の住まいやライフスタイルの変化に伴い、限られた空間でも無理なくお祀りできるよう設計された「コンパクト仏壇」を選ばれる方が増えています。小さくても、大切な方を想う気持ちは変わりません。普段の暮らしの中に自然と手を合わせられる場所をつくることができます。