ラボグロウンダイヤモンドとは?天然との違い・メリットと選び方
公開日:2026/09/14 更新日:2026/09/14ダイヤモンドの輝きを、もっと身近に楽しみたい。そんな方の選択肢として注目されているのが「ラボグロウンダイヤモンド」です。
「天然ダイヤモンドと何が違うの?」「人工なら偽物なの?」「選ぶときは何を見ればいい?」という疑問を、基本から順番に解説します。
この記事でわかること
・天然との共通点と、育ち方の違い
・HPHT法とCVD法の仕組み
・メリットと、購入前に知っておきたい点
・品質情報や鑑定書の確認ポイント
まず特徴を知り、予算や使う場面に合う一品を探してみましょう。
ラボグロウンとは、「研究所」を意味するラボと、「育つ」を意味するグロウンを組み合わせた言葉。研究施設で、人の技術によって育てられたダイヤモンドを指します。
天然ダイヤモンドと本質的に同じ化学組成・結晶構造を持ち、物理的・光学的性質も本質的に同じです。どちらも炭素の結晶ですが、生まれた場所や成長の過程が異なります。
似た見た目でも、モアサナイトやキュービックジルコニアは別の素材です。ラボグロウンダイヤモンドは、これらの模造石と区別して考えましょう。
天然由来の希少性を大切にするか、輝きと予算のバランスを大切にするか。違いを理解することで、ご自身の価値観に合う選択がしやすくなります。
■ 育つ場所・方法
天然ダイヤモンドは地球内部の高温・高圧環境で形成されます。一方、ラボグロウンは管理された施設で育ち、代表的な製法はHPHT法とCVD法の2種類です。
HPHT法(高温高圧法)
高温・高圧の環境をつくり、種となるダイヤモンドの結晶を成長させます。
CVD法(化学気相成長法)
炭素を含むガスを用い、種となる結晶の上に炭素を積み重ねるように成長させます。
■ 原石の形や成長の特徴
原石の形、成長模様、微量成分などには、成長環境や製法による違いがあります。ラボグロウンにも内包物や色の違いが生じるため、すべてが無色・無傷というわけではありません。
■ 採取方法と環境面
ラボグロウンはダイヤモンド鉱山から原石を採掘する必要がありません。ただし、製造にはエネルギーを使うため、環境負荷がないとはいえません。環境への配慮を重視する場合は、製造時の電力や生産背景について、具体的な情報を確認しましょう。
製法の名称だけで品質の優劣を決めず、一石ごとの品質情報を見ることが大切です。
はい。ラボグロウンは、天然とは成長環境が異なるダイヤモンドです。見た目を似せた別素材ではなく、天然と本質的に同じ化学組成・結晶構造を持っています。
モース硬度は天然と同じ10。これは傷のつきにくさを表す指標で、衝撃で欠けたり割れたりしないという意味ではありません。長く楽しむには、天然と同様に丁寧な扱いが必要です。
天然かラボグロウンかを、普段の着用時に肉眼だけで確実に判断することは難しく、識別には専門的な検査が用いられます。購入時には「ラボグロウン」であることの表示を確認しましょう。
基本がわかったら、実際のデザインや価格も見比べてみませんか。下の画像から、楽天市場店のラボグロウンダイヤモンドジュエリーをご覧いただけます。
■ 同じ予算で選択肢を広げやすい
天然と比べて価格を抑えやすい傾向があり、同じ予算でも好みの大きさや品質を検討しやすい点が魅力です。価格差は品質・カラット・地金・デザインなどで変わるため、条件をそろえて比較しましょう。
■ 好みの輝きやデザインを楽しめる
存在感のある一粒リングから、日常に取り入れやすいネックレスやピアスまで、用途に合わせて選べます。複数の石を使ったジュエリーでは、石の色やサイズ感、仕立てのバランスにも注目してみてください。
■ 生産背景を選ぶきっかけになる
鉱山で採掘された原石とは異なる生産方法に魅力を感じる方にも、選択肢となります。ただし、環境面や倫理面はラボグロウンという名称だけで判断せず、販売店の説明を確認することが大切です。
まずはリングから、好みの大きさやデザインを比べてみましょう。下の画像から楽天市場店のリング一覧へ進めます。
■ 将来の売却益を前提にしない
ラボグロウンは天然と供給や市場評価の仕組みが異なります。資産性だけを期待するよりも、身につける楽しさや予算に対する満足感を基準に考えましょう。天然でも、値上がりや購入金額の回収が保証されるわけではありません。
■ 天然由来の希少性とは異なる
自然の中で生まれたことや、長い時間をかけた成り立ちに価値を感じる方は、天然も含めて比較するとよいでしょう。婚約指輪や贈り物の場合は、相手の希望を確認して選ぶことも大切です。
■ すべてが同じ品質ではない
ラボグロウンにも、色・内包物・カットなどの違いがあります。「人工だからすべて高品質」「個体差がない」と考えず、一石ごとの品質情報を確認しましょう。
メリットと注意点の両方を知り、何を大切にして選びたいかを整理することが、後悔しない購入につながります。
ジュエリー選びでは、石の品質と、身につけたときの使いやすさを一緒に確認しましょう。
Carat(カラット)
石の重さを表す単位です。見た目の大きさは、カットの形や寸法、留め方によっても変わります。
Color(カラー)
色の程度を表す品質情報です。無色系のダイヤモンドでは、D・E・Fはカラーレスに分類されます。予算や地金の色とのバランスも考えて選びましょう。
Clarity(クラリティ)
内包物や表面の特徴を評価する項目です。グレードだけでなく、実際の見た目や商品説明も確認します。
Cut(カット)
輝きに関わるプロポーションや仕上げを確認する項目です。ラウンドとファンシーカットでは評価の扱いが異なり、鑑定機関やレポートによっても表記が変わります。「EX」「IDEAL」などの名称を単純に同じ尺度で比べないことが大切です。
さらに、地金の素材、爪留め、着け心地、チェーンや留め具などもチェック。普段使いか特別な日用かをイメージして、無理のない予算の中で選びましょう。
JEWELRY CASTLEでは、ラボグロウンダイヤモンドの品質情報を商品ごとに掲載しています。
当店では一部の特殊形状などを除き、Dカラー・VVS2クラスを中心に採用しています。小粒の石にはVS1クラスを使用する場合があります。カットやグレードの詳細は、各商品の説明をご確認ください。
IGI鑑定書の付属基準
・ラウンドカット:一石0.3カラット以上
・ファンシーカット:一石0.5カラット以上
合計カラット数だけで判断せず、使用石の内訳と商品ページの付属品欄をご確認ください。鑑定書・グレーディングレポートは石の品質や識別情報を確認する資料であり、将来の売却価格を保証するものではありません。
購入時は、発行機関、レポート番号、品質の記載内容を確認しましょう。掲載画像は鑑定書の見本です。実際に付属するレポートは商品によって内容が異なります。
ラボグロウンダイヤモンドは、天然と本質的に同じ化学組成・結晶構造を持ち、人の技術によって育てられたダイヤモンドです。
輝きと予算のバランス、好みの大きさ、デザイン、使用する場面。ご自身が大切にしたい条件を整理すると、選びやすくなります。
天然由来の希少性との違いや、品質に個体差があることも理解したうえで、長く身につけたいと思える一品を見つけてください。
JEWELRY CASTLE楽天市場店のラインアップは、下のリンクからご覧いただけます。リング・ネックレス・ピアスから、お好みのアイテムをお探しください。