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ショーツとズボンが自分で上げられなかった!母と見つけた工夫■

公開日:2026/07/27 更新日:2026/07/27

「介助してもらうのがつらい」と言われて

介護では、食事や入浴、着替えなど、さまざまな場面でお手伝いをすることがあります。 私も母を在宅で介護していた頃、「少しでも楽になれば」という思いで毎日介助をしていました。 そんなある日、母から忘れられない一言を言われました。 「あなたに介助してもらうのが一番つらい。」 最初は驚きました。 一生懸命手伝っているつもりだったので、とてもショックだったことを覚えています。 でも今振り返ると、母が伝えたかったのは「介助が嫌」ということではなく、「自分でできなくなったことがつらい」という気持ちだったのだと思います。

自分でできることを増やしたい

母はトイレのあと、ショーツやズボンを自分で上げることが難しくなっていました。 少し前までは当たり前にできていたことが、年齢や身体の変化によって少しずつできなくなる。 そのたびに私が手伝うのですが、母は申し訳なさそうな表情を浮かべていました。 介護をしていると、「安全に介助すること」を優先しがちです。 もちろん大切なことですが、それ以上に本人が「自分でできた」と感じられることも、とても大切なのだと感じました。

ショーツを変えてみる

いろいろ探している中で出会ったのが、指を掛けやすい工夫がされたショーツでした。 ウエスト部分に指を掛けられるため、生地をつまみにくい方でも引き上げやすくなっています。 時間はかかっても、自分で履けたときの母の表情は今でも忘れられません。

パンツを変えてみる

もう一つ困っていたのがズボンでした。 トイレのあとにズボンを上げられず、夜中に何度も呼ばれることもありました。 そんな時に出会ったのが、おしり部分が引き上げやすい工夫をしたパンツです。 衣類を変えただけで、自分で履ける場面が増え、夜中に呼ばれる回数も少しずつ減っていきました。 介助する人だけでなく、介助を受ける人の負担も軽くなったと感じています。

衣類を工夫するという選択

介護では、「身体を鍛える」「リハビリをする」といった方法だけではなく、衣類を工夫するという選択肢もあります。 少しでも着替えやすい衣類を選ぶことで、ご本人が自分でできる場面が増え、自信につながることがあります。 介助する側も、毎日の負担を少し軽くできるかもしれません。

店長からひとこと

介護をしていると、「もっと何かできることはないだろうか」と考えることが何度もあります。 私も母との生活の中で、たくさん悩み、試行錯誤を繰り返してきました。 その経験から感じるのは、介護用品は介助をするためだけのものではなく、ご本人の「できる」を支えるためのものでもあるということです。 もし同じようなお悩みをお持ちでしたら、衣類を見直すことも一つの方法として参考にしていただければ幸いです。

この記事をおすすめしたい方

親の着替えやトイレ介助に悩んでいる方、自分でできることを少しでも増やしてあげたいと考えている方におすすめです。店長自身の介護体験をもとに、衣類を工夫することで介助する方・される方の負担を軽くするヒントをご紹介します。