試行錯誤の末たどり着いた“コクのある甘さ”と“豊かな香り”の柑橘。その大切な柑橘を皆様にお届けします。
おいしい柑橘づくりは、土づくりから始まります。畑では木一本一本の様子を見ながら、有機たい肥を中心に肥料や剪定を工夫。気候に合わせてやり方を変えたり、失敗を繰り返したりしながらも、ようやくたどり着いたのが“コクのある甘さ”と“豊かな香り”の柑橘です。ただ甘いだけじゃない、心に残る味を届けたくて、毎年土と向き合っています。
もともとは兼業農家でしたが、61歳で思いきって専業農家に転向しました。失敗もたくさん経験しましたが、それでも農業は楽しい。今では70歳を超えましたが、毎年「今年はもっと美味しくなる」と楽しみが尽きません。最近では、後継者でもある孫と一緒に畑に出ています。若い世代と共に試行錯誤しながら育てる柑橘は、私にとっても新鮮な学びの連続。これからも、家族とともに、大切に育てた柑橘を皆さまにお届けしていきます。
宮崎県のほぼ中央にある小さな町・都農町です。昼夜の寒暖差が大きく、日当たりにも恵まれていて、柑橘栽培にはまさにうってつけの環境です。町の人々はおおらかであたたかく、まさに“農の都”と呼ぶにふさわしい土地だと思っています。黒木農園では、ポンカン・はるみ・せとか・日向夏など、季節ごとにさまざまな柑橘を育てています。自然の力とともにある、私の自慢の畑です。
柑橘の収穫が始まるのは12月ごろから。そこから約2カ月、じっくりと“越冬熟成”させて、酸味をやわらげ、甘みをしっかり引き出していきます。特に2月上旬の不知火は、まさに食べごろです。他にも季節によって美味しい柑橘を厳選して皆さまにお届けしています。「今年はどんな味になるだろう」と、毎年ワクワクしながら収穫を迎えています。
子どもから年配の方まで、誰が食べても「おいしいね」と笑顔になる柑橘をつくりたいと思っています。甘さだけではなく、深いコクや香り、後味の余韻まで味わっていただけるよう、ひとつひとつ丁寧に育てています。自分自身が「これはうまい!」と納得できるものを収穫し、自信を持ってお届けしています。自然の恵みと、わたしのこだわりが詰まった柑橘で、皆さんの食卓が少しでも豊かになれば、幸いです。
ふるさと納税で都農町の柑橘を知ってくださった方が、全国にいらっしゃいます。「初めて食べたけど感動しました」「毎年楽しみにしています」といった声が届くたびに、畑での苦労も報われる思いです。ふるさと納税がきっかけで、都農町を知っていただき、ぜひいつか自然豊かな“農の都”に足を運んでいただけますと幸いです。