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八女の木と、職人の手から生まれる隈本コマの木のおもちゃ​

公開日:2026/04/09 更新日:2026/06/23

現代の子どもたちに“手で考える時間”を​

スマートフォンやゲームが身近になった現代は、子供たちが指先を動かしながらじっくり考える時間が少しずつ減っているのかもしれません。木のおもちゃには、遊びながら自然と“考える力”を育てる魅力があります。福岡県八女市にある「隈本コマ」は、1899年の創業以来、福岡県指定特産工芸品である八女こまをはじめとした木のおもちゃを作り続けてきました。120余年受け継がれてきた技と想い。そのものづくりの背景をご紹介します。​

木とともにある、八女のものづくり

八女は古くから木工が盛んな地域。「隈本コマ」では、地元の杉やヒノキなど九州産の木材を中心に使用。素材のぬくもりを大切にしています。八女の木を知り尽くした工房だからこそ、重さ・手触り・音まで細かく調整。赤ちゃんの“はじめて”にも、小学生の“できた!”にも、そっと寄り添う木のおもちゃを作っています。​

「隈本コマ」のはじまりと、今。​

1899年創業。提灯や仏壇の部品づくりで培ったろくろの技を活かし、コマづくりの道へ。いま、福岡で八女こまを作る工房は希少になりました。だからこそ、伝統を守るだけでなく、今の暮らしに合う木のおもちゃを制作。子どもたちの“遊びの時間”を、未来につないでいます。​

120余年続く手仕事のこだわり​

「隈本コマ」は、見た目の派手さよりも、手に取ったときの心地よさを大切にしています。木は一つとして同じものがなく、硬さや重さ、木目の出方もそれぞれ異なります。だからこそ機械で削ったあとは必ず手で仕上げ、丸みや手触りを確認しながら丁寧に整えています。​

なぜ、こまを作り続けるのか。​

昔はどこの町にもあった、こま遊び。勝ったり負けたり、教えたり教わったりしながら、子どもたちは遊びの中でたくさんのことを学んできました。けれど今、こまに触れる機会は少なくなっています。「隈本コマ」は、こまを“昔の遊び”で終わらせるのではなく、現代の暮らしの中でも楽しめる形で次の世代へつないでいきたいと考えています。​

「隈本コマ」が作るのはコマだけじゃない​

けん玉、つみき、姿勢サポートの教習具まで。「隈本コマ」では、コマ以外にもさまざまな製品を制作しています。大切にしているのは「手に持ったときの心地よさ」と「長く使える確かなつくり」。いつまでも飽きがこず、使うほどに愛着が増す、それが理想です。​

安心して使えるものづくり​

赤ちゃんや子どもが使うものだからこそ、「隈本コマ」では安全性に配慮した設計と素材選びを行っています。角を落とした丸みのある形状は肌あたりがやさしく、安心して手に取れる仕上げです。また、誤飲しにくいサイズ設計で、万が一口にしてしまった場合にも安全性に配慮した素材と塗料を選定しています。(EN71-3基準)​ ※PSCは、日本国内で特定の製品に表示が義務づけられる安全マークです。​ ※対象の有無は商品カテゴリにより異なります。​

デジタルは必要、でも木の時間も残したい​

デジタルが悪いわけじゃない。それでも、自分の手や身体を使って得られる体験を大切にしてほしい。例えば、こま。最初はうまく回らない。何度も失敗する。でも、工夫すると少しずつ回る。この「遠回り」が遊びになる。考える余白があるから、夢中が続きます。木のおもちゃは、うまくいかない日も、できた日も、まるごと遊びに変えてくれます。​

触って、動かして、考える​

工房から直接届く、木のおもちゃ。木目も色も、ひとつひとつ違います。それも含めて「その人のおもちゃ」。触って、動かして、考える。八女の木の手触りを、ぜひ暮らしの中へ。​
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