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レーザー墨出し器 選び方って?

公開日:2025/08/16 更新日:2025/12/13

レーザー墨出し器とは

レーザー墨出し器とは、数本のレーザー光を、壁面・天井・床面に照射し、水平、直角などの基準となる線を出す(建築用語では「墨を出す」)精密測定工具です。 本体は3cm~5cmほどの三つの脚で自立し、脚部台座から上の胴体部分にレーザー照射口があります。また胴体部分は横方向に回転します。 その名の通り墨を出す「墨出し器」として元々は大工工事、軽量鉄骨・ボード工事、基礎工事などの建築業で使われていましたが、最近では「基準出しツール」として製造現場やイベント会場など、業種を問わず、様々な現場で活躍しています。 活躍の現場が広がるにつれて、レーザー墨出し器という呼び方以外にも、オートレーザーやラインレーザー、オートラインレーザー※ などとも呼ばれています。

レーザー墨出し器の選び方

照射できるラインの数が多ければ多いほど、墨出し器は高額になります。水平360度、たちライン4方向のフルラインモデルが人気ですが、本体を回せば縦も横も照射ラインを動かせます。たちラインは3本あれば充分という方も多いですし、複数人での作業であればフルラインのメリットをより生かしやすくなります。ご自身の作業をイメージして、本当に必要なラインの数を考えてみてください。また、安価な縦横ラインのモデルでは地墨点が照射されない機種もありますので、ご注意ください。
レーザーラインは緑色の方が視認性は良いですが、赤色タイプよりも高額になります。またラインポイントレーザーやドットラインレーザーと、レーザーラインの途中にポイント(ドット)が入り、ラインを見つけやすくしているタイプがあります。 グリーンレーザーラインも、ポイントレーザーもどちらもレーザーの視認性を高めるためのものですが、日中晴天時の屋外で使用する場合は、どちらもほぼ見えませんので、受光器での作業ということになります。つまり屋外作業がメインの場合は、グリーンレーザーやラインポイントのメリットを生かせませんので、価格を抑えた赤色レーザータイプを選択して、浮いた予算を照射ラインの多い機種やセンサータイプにアップグレードするという方法がおすすめです。また、赤色レーザーに関しては「高輝度レーザー」と称する従来のレーザーよりも明るいタイプがあります。 グリーンレーザーの照射方式は、大きく2つのタイプに分かれます。通常の赤色レーザーを結晶に通して緑色に変換する「変換方式」と、レーザー半導体そのものが直接緑色レーザーを照射する「ダイレクト方式」とがあります。 ラインの明瞭さ、結晶の耐久性からダイレクト方式が優れている面も多いのですが、ダイレクト方式の場合はグリーンレーザー半導体の品質が安定しないという面もあるようです。このあたりは信頼できるメーカーであるか、アフター体制が整っているか、ということが選定ポイントになると思います。 タジマに関しては、この半導体の選定基準を厳しく設定しており、高品質のレーザー半導体を使用しています。