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クライミングにおける“動き”と“保温”を両立するミドルレイヤー

公開日:2025/11/28 更新日:2025/12/23
THE NORTH FACE / EXPEDITION GRID FLEECE クライミングにおいて、「登る時は熱く、休む時は冷える」――その両極をうまくつなぐウェアがあれば・・・ そんなときに頼りになるのが“通気/保温/ストレッチ”を備えたミドルレイヤーだ。 クライミングでは、登るだけではなくリードやマルチの場合ビレイ中、ボルダリングの場合ならスポットや人気課題の待ち時間など 一気にクールダウンや汗冷えもある、他のスポーツではあまりない矛盾環境といっても過言ではない。 そんなシーンに重宝する1枚こそがエクスペディショングリッドフリースシリーズた。 今回は、まさに“動きながらも暖かさを維持”するエクスペディショングリッドフリースシリーズをクライマー視点で、その機能を掘り下げてみよう。
  • エクスペディショングリッドフリースの特徴

    素材には、8本の突起を持つ中空リサイクル繊維を採用し、通常のポリエステル繊維に比べて軽量化を図っている。 この中空構造によって、デッドエア(空気の層)を溜めやすく、薄手でも“保温力”を発揮。 一方で、編地にグリッド(格子)状の裏起毛構造を施すことで、通気/速乾性も確保されており、「登りで汗をかいたあと」「休憩で冷え込む」シーンに備えた設計。 クライミング時の“動き”にも配慮されており、ストレッチ性・耐摩耗性も向上し、バックパックのショルダーやロープ操作で引っかかりにくい仕様。 ミドルレイヤーとしてだけでなく、重ね着(ベースレイヤー+ミドル+シェル)時の“中間体”としても使いやすい。 そのため、アプローチ中はもちろん、核心~頂上までの登攀にも通用するはずだ。 クライマーとして特に注目したいのは、「動的な登攀中に熱がこもり過ぎず、休憩時に冷えを感じにくい」このバランスがうれしい。重ね着を考える際、この一枚が“つなぎ役”として機能してくれることだろう。
    【 エクスペディショングリッドフリースクルー 】 ベースレイヤー+ミドルとして、あるいは単体での使用も視野に入れた“クルー”仕様モデル。クライミング動作時の細かな動きを妨げないシンプルなネックラインと袖構造になっている。 クルーネック仕様のため、ヘルメットのストラップやハーネスの上からでも重ねやすく、ネックが引っかかりにくい。 表地・裏地ともにグリッド構造を採用し、アプローチ中の軽いペースでも汗を放出しながら、岩壁で少し待機するタイミングでも冷えにくい。 色・視認性:岩場ではバックパック/ロープ/岩とのコントラストで視認性が重要です。シンプルなブラック系はタウンユースやキャンプなどクライミング以外の汎用性は高く、明るめカラーは他クライマーやパートナーなどから、自然界での視認性が高くなりやすい。 軽量設計かつ動きを妨げないフィットで、バックパック/ロープを担いだ長時間アプローチにも適応。 岩場・アルパインクライミング・冬季沢登りなど、幅広いシーンの“中間着”として非常に汎用性の高い一着です。
    【 エクスペディショングリッドフリースジップアップ 】 ジップアップ仕様は、クライミング時/山行時の換気・脱ぎ着・温度調整に優れたモデルです。特に上下の動きが多かったり、休憩・下降時に冷えを感じやすいクライミングパートナーとしておすすめ。 ジップ仕様により、登攀中の汗ばむタイミングではさっと開けて換気、休憩時や風が出てきた時は閉じて保温。行動中の温度コントロールがしやすい。 軽くて動きやすく、ストレッチ性・耐摩耗性も向上しており、岩場で擦れやロープ操作の頻度が高くても安心。 単体のミドルレイヤーとしても、アウターシェルのインナーとしても活用しやすいレイヤリングパートナー。 クライミング・マルチピッチ・冬季岩場やアイスクライミングなど、「登っている時も、止まってる時も」使い勝手が高い一枚。
    【 エクスペディショングリッドフリースフルジップフーディ 】 フルジップフーディ のフィット感は、動きを妨げず、でも余裕のある設計。ジップ仕様なので、重ね着を考えるなら少し余裕のあるサイズ選びも検討を。 サムループ(指先用ループ)仕様の袖口を備えており、袖がずり上がるストレスを軽減。 また、フードはバラクラバの代用になり冬季の登攀には荷物を減らすだけでない一面も、たとえば、、、いちいちザックからバラクラバを取り出したり、外したときにポケットにしまうなどのたった一つの手間さえも荒天時には面倒という次元ではない状況下では、ありがたいウェアになるかも?! 細部のこだわりには、ポケット仕様、ジップの引き手形状、裾・袖口の仕様など、クライミング中の小容量収納や摩耗対策も見逃せない。 このモデルを、色違いやサイズ違いで持っておくことで“行動パターン・気温帯”に応じた使い分けも可能です。例えば「冷え込みが激しい朝一発目」「アプローチだけ冷たい風が抜ける区間」など、場面によって使い分けることでギアの幅が広がるのではないか。
  • 今月のピックアップとして紹介した「エクスペディショングリッドフリース」シリーズは、クライマーにとって “動き”+“温度”+“行動中の変化” に応える設計が随所に効いたミドルレイヤーだ。 ◆ 登攀中/アプローチ中に汗をかいても蒸れにくい。 ◆ 休憩や下降時の冷えもケアできる保温力。 ◆ ロープ・バックパック・ハーネスなど、荷物装備の邪魔にならない仕様。 従来の厚手フリースやタウン向けフリースでは「動きにくさ」「汗抜けの悪さ」「冷えた時の重さ」がマイナス要因になりがちだったが、このエクスペディショングリッドフリースはそのあたりをうまくクリア。 クライマーが「さて出発するか」となる前の一枚として、あるいは岩場・マルチピッチ・冬季登攀・アイスクライミングの“レイヤリング”として提案する。