ようこそ 楽天市場へ

バレエ とは バレエ辞典 コラム

公開日:2026/07/12 更新日:2026/09/21

🔳バレエとは...

バレエは、音楽に合わせて身体の動きや表情で物語や感情を表現する舞台芸術です。 美しい姿勢やしなやかな動き、つま先まで意識された繊細な表現が特徴で、クラシック音楽、衣装、舞台美術など、さまざまな芸術がひとつになって作品の世界を作り上げます。 「バレエ」と聞くと、トウシューズを履いてつま先で立つ姿を思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし、バレエの魅力は華やかな舞台だけではありません。 毎日のレッスンを通して、正しい姿勢や身体の使い方、音楽を感じる力、集中力、継続する力を少しずつ身につけていくことも、バレエの大切な魅力です。 【 バレエの歴史 】 バレエの始まりは、15世紀から16世紀頃のイタリア宮廷文化にあるとされています。 その後、フランスへ伝わり、宮廷で上演される舞踊として発展しました。「バレエ」という言葉も、踊ることを意味するイタリア語に由来しています。 17世紀にはフランスで舞踊の技術や用語が整えられ、現在でもバレエの動きやポジションにはフランス語が多く使われています。 その後、ロシアやヨーロッパ各地でさらに発展し、「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」など、現在も世界中で愛されている多くの名作が誕生しました。 【 バレエの特徴 】 バレエには、身体を美しく見せるための基本的な姿勢や動きがあります。 背筋を伸ばし、頭の先からつま先まで長く見せる姿勢を保ちながら、脚や腕を丁寧に動かします。 特に大切なのが、脚を股関節から外側へ開く「ターンアウト」と呼ばれる身体の使い方です。 ターンアウトは、脚を美しく動かすためのバレエ特有の基礎であり、無理に足先だけを外へ向けるのではなく、一人ひとりの身体に合わせて、少しずつ正しく身につけていきます。 また、腕の動きは「ポール・ド・ブラ」と呼ばれ、脚の動きと同じように重要です。 腕や手の位置、顔の向き、視線まで意識することで、動きに柔らかさや感情が生まれます。 【 バレエレッスンでは何をするの? 】 一般的なバレエレッスンは、バーを使った基礎練習から始まります。 バーにつかまりながら、膝を曲げ伸ばしするプリエ、脚を伸ばすタンデュ、脚を持ち上げるデヴェロッペなど、基本的な動きを繰り返し練習します。 バーで身体を整えた後は、教室の中央で行うセンターレッスンへ進みます。

🔳センターレッスン

センターレッスンでは、腕と脚を組み合わせた動き、回転、ジャンプ、移動を伴うステップなどを練習します。 基本的なレッスンの流れは、次のようになります。 ・ストレッチや身体の準備 ・バーレッスン ・センターレッスン ・回転やジャンプの練習 ・振付や作品の練習 教室や年齢、経験によって内容は異なりますが、基礎を大切にしながら、少しずつ難しい動きへ進んでいきます。 【 クラシックバレエとそのほかのバレエ 】 バレエには、いくつかのスタイルや表現方法があります。 代表的なものがクラシックバレエです。 クラシックバレエは、決められた姿勢やポジション、動きのルールを大切にし、伝統的な作品や音楽に合わせて踊ります。 一方、ネオクラシックバレエは、クラシックバレエの技術を基本としながら、より自由な音楽や振付を取り入れたスタイルです。 また、コンテンポラリーダンスでは、床を使った動きや、重力を生かした自由な身体表現も多く見られます。 それぞれ表現方法は異なりますが、身体を通して音楽や感情を伝えるという点では共通しています。 【 トウシューズとは 】 トウシューズは、つま先の先端部分を硬く作った、バレエ専用のシューズです。 トウシューズを履いて、つま先で立つことを「ポワント」といいます。 ただし、バレエを始めてすぐにトウシューズを履くわけではありません。 まずはバレエシューズで正しい姿勢や足の使い方、脚や足首の筋力、身体の安定感を身につけます。 トウシューズを履き始める時期は、年齢だけで決まるものではありません。 レッスン経験、身体の成長、筋力、姿勢、足の状態などを確認し、必ず先生の判断と指導のもとで始めることが大切です。 【 バレエを習う魅力 】 バレエは、舞台で美しく踊るためだけのものではありません。 レッスンを続けることで、身体の軸や姿勢を意識する習慣が身につきます。 音楽に合わせて動くことで、リズム感や表現力も育まれます。 また、すぐにできない動きにも繰り返し取り組むため、集中力や忍耐力、目標に向かって努力する力にもつながります。 子どもの習い事としてはもちろん、大人になってからバレエを始める方も増えています。 年齢や経験にかかわらず、それぞれのペースで音楽と身体の動きを楽しめることも、バレエの魅力です。

🔳バレエの基本姿勢に関する用語

※バレエの流派や教室によって、呼び方、発音、腕の位置、動きの細かな方法が異なる場合があります。実際のレッスンでは、先生の指導に従ってください。 【アン・ドゥオール】En dehors フランス語で「外側へ」という意味です。 バレエでは、脚を股関節から外側へ回す方向や、身体の外側へ向かう回転を表します。 脚を外側へ開く基本的な身体の使い方を指して使われることもありますが、足先だけを無理に外へ向けるのではなく、股関節から自然に回すことが大切です。 【アン・ドゥダン】En dedans フランス語で「内側へ」という意味です。 回転や脚の動きを、身体の内側へ向かって行うときに使われます。 アン・ドゥオールとは反対方向の動きです。 【アン・ファス】En face 身体の正面を観客や鏡の方向へ向けた姿勢です。 両肩と腰が正面を向いている状態を表します。 【エファセ】Effacé 身体を斜め方向へ向け、脚のラインが重ならず、開いて見える姿勢です。 フランス語には「消された」「陰になった」という意味がありますが、バレエでは身体を斜めに見せる代表的な方向のひとつです。 【クロワゼ】Croisé 身体を斜め方向へ向け、前後の脚が観客から見て交差して見える姿勢です。 フランス語で「交差した」という意味があります。 【エカルテ】Écarté 身体を斜め方向へ向けながら、片脚を横へ伸ばしたポジションです。 顔や視線の方向も含めて、美しいラインを作ります。 【アラベスク】Arabesque 片脚で立ち、もう一方の脚を後方へ伸ばした代表的なポーズです。 腕、背中、脚、顔の向きをつなげ、身体全体で長く美しいラインを作ります。 【アティチュード】Attitude 片脚で立ち、もう一方の脚の膝を曲げて前または後ろへ持ち上げたポーズです。 アラベスクと似ていますが、上げた脚の膝が曲がっている点が特徴です。 【アロンジェ】Allongé フランス語で「長く伸ばす」という意味です。 腕、指先、脚、身体のラインなどを遠くへ伸ばすように見せる動きを指します。

🔳足と腕の基本ポジション

足と腕の基本ポジション 足のポジション クラシックバレエには、基本となる足のポジションがあります。 1番ポジション 両足のかかとを合わせ、つま先を左右へ開きます。 脚全体を股関節から外側へ回して立つことが大切です。 2番ポジション 1番ポジションから、両足の間を横に開いた形です。 左右の足に均等に体重をかけます。 3番ポジション 片方の足をもう片方の足の前に置き、前足のかかとを後ろ足の中央付近に重ねます。 4番ポジション 片足を前、もう片足を後ろに置き、足と足の間を前後に開きます。 5番ポジション 前足のかかとと後ろ足のつま先が近づくように、両足を前後に重ねます。 無理に足先だけを開かず、身体の状態に合わせて正しく立つことが重要です。 ポール・ド・ブラ Port de bras 腕を運ぶ動き、または腕の使い方を意味します。 腕だけを動かすのではなく、頭、視線、肩、背中、上半身と連動させ、なめらかに動かします。 ブラ・バ Bras bas 腕を低い位置で丸く保つポジションです。 両腕を身体の前方に下ろし、肘と手首に柔らかな丸みを作ります。 バーレッスンでよく使う用語 バー Barre レッスンの際に手を添えて使用する横木です。 バランスを支えるために強く握るものではなく、姿勢や身体の軸を確認しながら基礎練習を行うために使います。 プリエ Plié 膝を曲げる動きです。 バレエのほとんどの動きにつながる重要な基礎で、ジャンプの着地や回転の準備にも使われます。 膝とつま先の方向をそろえ、かかとや足裏の状態に注意しながら行います。 ドゥミ・プリエ Demi-plié 「半分のプリエ」という意味で、かかとを床につけたまま膝を曲げます。 足のポジションによって、膝の曲げ方や深さが異なります。 グラン・プリエ Grand plié 「大きなプリエ」という意味で、膝を深く曲げる動きです。 1番、3番、4番、5番ポジションでは、深く曲げる途中でかかとが床から離れます。2番ポジションでは、通常かかとを床につけたまま行います。 バットマン・タンデュ Battement tendu 足裏を床につけた状態から、足先を前、横、後ろへ伸ばす動きです。 つま先まで床を擦るように伸ばし、脚と足の甲を長く使います。 レッスンでは「タンデュ」と呼ばれることが多い基本動作です。
バットマン・デガジェ Battement dégagé タンデュの動きから、つま先を床より少し浮かせる動きです。 「ジュテ」と呼ぶ教室や流派もあります。 足先を素早く伸ばし、身体の軸を保ちながら行います。 ロン・ド・ジャンブ・ア・テール Rond de jambe à terre つま先で床に半円を描くように、脚を前、横、後ろへ動かします。 骨盤や上半身が動かないように保ちながら、股関節から脚を動かします。 フォンデュ Fondu フランス語で「溶ける」という意味です。 軸脚の膝を曲げる動きと、動かす脚を伸ばす動きをなめらかに連動させます。 柔らかく溶けるような動きが特徴です。 フラッペ Frappé フランス語で「打つ」という意味です。 足先や足裏を軸脚の足首付近から素早く伸ばし、鋭い動きを作ります。 ジャンプや細かな足さばきにつながる練習です。 デヴェロッペ Développé フランス語で「発展させる」「開いていく」という意味です。 片脚を軸脚に沿って引き上げ、膝を高くした後、脚を前、横、後ろへゆっくり伸ばします。 ルティレ Retiré 片脚の膝を曲げ、つま先を軸脚の膝付近まで引き上げた形です。 回転の際にもよく使われます。 「パッセ」と呼ばれる場合もありますが、流派や指導方法によって意味の使い分けが異なります。 グラン・バットマン Grand battement 片脚を前、横、後ろへ大きく高く上げる動きです。 勢いだけで脚を振り上げず、軸脚と上半身を安定させながら行います。 【 初心者にも分かりやすいバレエ用語集 】 バレエのレッスンでは、フランス語を中心としたさまざまな専門用語が使われます。 初めてレッスンを受ける方は、聞き慣れない言葉に戸惑うこともあるかもしれません。しかし、よく使われる用語の意味を少しずつ覚えることで、先生の説明が理解しやすくなり、動きのイメージもつかみやすくなります。 ここでは、バレエ初心者の方にも分かりやすいように、基本姿勢、レッスン、ステップ、回転、ジャンプ、舞台に関する用語をご紹介します。

🔳センターレッスンでよく使う用語

センター バーを離れ、スタジオの中央で行うレッスンです。 バーで練習した動きをもとに、バランス、腕と脚の連動、移動、回転、ジャンプなどを練習します。 アダージオ Adagio ゆっくりとした音楽に合わせて行う動きや練習です。 バランスを保ちながら脚を高く上げたり、ポーズからポーズへなめらかに移ったりします。 身体のコントロールや表現力が求められます。 アンシェヌマン Enchaînement 複数のステップをつなぎ合わせた一連の振付や動きです。 レッスンでは、先生が示したステップの組み合わせを覚えて踊ります。 エポールマン Épaulement 肩、首、頭、上半身の方向を使って、動きに立体感や表情を加える技法です。 脚の動きだけでなく、視線や顔の向きも含めて表現します。 バランセ Balancé 左右または前後に、身体を揺らすように移動するステップです。 ワルツのような3拍子の音楽で使われることが多く、柔らかな重心移動が特徴です。 パ・ド・ブーレ Pas de bourrée 小さな3歩を素早くつないで移動するステップです。 さまざまな方向や形があり、ほかの動きへのつなぎとしてよく使われます。 シャッセ Chassé フランス語で「追いかける」という意味です。 片足を滑らせるように動かし、もう一方の足が追いかけるように閉じるステップです。 グリッサード Glissade 床を滑るように横や斜めへ移動する、小さなジャンプを伴うステップです。 大きなジャンプの前に行われることもあります。 回転に関する用語 ピルエット Pirouette 片脚を軸にして回転する動きです。 一般的には、もう一方の脚をルティレの位置に上げて回ります。 姿勢、引き上げ、腕の位置、視線の使い方が重要です。
シェネ Chaînés 左右の足を細かく入れ替えながら、鎖のようにつながって進む連続回転です。 フランス語で「鎖につながれた」という意味があります。 ピケ・ターン Piqué turn 伸ばした脚の上へ鋭く立ち、もう一方の脚をルティレにして回転します。 移動しながら連続して行うことも多い回転です。 フェッテ Fouetté フランス語で「むちで打つ」という意味です。 脚をむちのように使う動きや回転を指します。 舞台で見られる連続回転のフェッテは、特に高い技術を必要とします。 スポット 回転中に、視線を一点へ残し、最後に素早く頭を回して再び同じ場所を見る方法です。 目が回りにくくなり、回転の方向や軸を保ちやすくします。 ジャンプに関する用語 ソテ Sauté 両足または片足で跳ぶ基本的なジャンプです。 プリエから跳び上がり、着地でも膝を柔らかく使います。 シャンジュマン Changement 5番ポジションなどから両足で跳び、空中で前後の足を入れ替えて着地するジャンプです。 エシャッペ Échappé フランス語で「逃げる」という意味です。 閉じた足のポジションから跳び、両足を開いたポジションに着地し、再び閉じます。 アッサンブレ Assemblé 片脚を床から出して跳び、空中で両脚をそろえて両足で着地するジャンプです。 フランス語で「集める」という意味があります。 ジュテ Jeté フランス語で「投げる」という意味です。 片脚を投げ出すように跳ぶ動きの総称で、小さなジャンプから大きなジャンプまで、さまざまな種類があります。 グラン・ジュテ Grand jeté 片脚から大きく踏み切り、空中で両脚を前後に開く大きなジャンプです。 舞台でもよく見られる、華やかな動きのひとつです。
シソンヌ Sissonne 両足で踏み切り、片足または両足で着地するジャンプです。 脚の開き方や着地方法によって、さまざまな種類があります。 カブリオール Cabriole 空中で両脚を打ち合わせる高度なジャンプです。 下側の脚が上側の脚を打ち上げるように動かします。 アントルシャ Entrechat 空中で脚を素早く交差させたり、打ち合わせたりするジャンプです。 脚を交差させる回数などによって名称が変わります。 トウシューズに関する用語 ポワント Pointe フランス語で「先端」「つま先」という意味です。 トウシューズを履き、つま先の先端で立つことを表します。 ドゥミ・ポワント Demi-pointe 足指の付け根で立ち、かかとを床から上げた状態です。 トウシューズを履かないレッスンでも頻繁に使われます。 ルルベ Relevé プリエなどから、ドゥミ・ポワントまたはポワントへ高く立ち上がる動きです。足首や脚の力だけでなく、身体全体を上へ引き上げる意識が大切です。 エシャッペ・シュル・ポワント Échappé sur les pointes トウシューズで、閉じた足のポジションから両足を開き、ポワントで立つ動きです。 ボックス トウシューズのつま先部分を覆う、硬く作られた部分です。足指を支え、ポワントで立つための重要な役割があります。 プラットフォーム トウシューズの先端にある平らな面です。 ポワントで立つときに床へ接する部分です。 シャンク トウシューズの靴底内部にある、土踏まずを支える芯の部分です。 硬さやしなり方は、トウシューズの種類によって異なります。

🔳レッスンや舞台で使われる用語

【マーキング】 本番どおりに大きく踊らず、動き、順番、方向、音のタイミングなどを軽く確認することです。 体力を温存しながら振付を確認するときに行います。 【カウント】 音楽の拍や振付のタイミングを数えることです。 「1、2、3、4」や「1、2、3、4、5、6、7、8」のように数えます。 【音取り】 音楽のリズム、旋律、アクセントなどを確認し、どの音にどの動きを合わせるか理解することです。 【上手・下手】 舞台の方向を表す言葉です。 客席から舞台を見たとき、右側が上手、左側が下手です。 踊る人から見ると左右が逆になるため、注意が必要です。 【センター】 舞台やスタジオの中央部分です。 位置を示す場合のほか、バーを離れて行うセンターレッスンを意味することもあります。 【コール・ド・バレエ】 Corps de ballet 主役やソリストの周囲で、複数人がそろって踊る群舞、またはそのダンサーたちを指します。 全員の動き、角度、タイミング、間隔をそろえることが求められます。 【ソリスト】 Soloist 一人または少人数で主要な役を踊るダンサーです。 バレエ団における階級の名称として使われることもあります。 【プリンシパル】 Principal バレエ団で主役級の役を踊る最高位のダンサーを指すことが一般的です。 バレエ団によって階級の名称や制度は異なります。 【パ・ド・ドゥ】 Pas de deux 2人で踊る踊りです。 男女で踊る場合が多く、クラシック作品では、アダージオ、男性と女性それぞれのヴァリエーション、コーダなどで構成されることがあります。 【ヴァリエーション】 Variation 一人で踊る独舞や、作品の中にある短いソロの踊りです。 発表会やコンクールで踊られる演目としても使われます。 【コーダ】 Coda 作品や踊りの終盤に置かれる、華やかでテンポの速い部分です。 クラシック作品のパ・ド・ドゥでは、男女が再び登場して見せ場を披露します。 【レパートリー】 Repertory/Répertoire バレエ団やダンサーが上演できる作品、または学んでいる作品の一覧を指します。 「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」なども、代表的なクラシックバレエのレパートリーです。