ようこそ 楽天市場へ

バイク好きが影響された漫画「キリン」

公開日:2026/03/16 更新日:2026/05/29
若い頃、バイクは何かを証明するためのもの。速さ、強さ、度胸、あるいは仲間との結束。 しかしキリンに登場する男たちは、もう何かを証明する為に走っているのではなく、自分らしさの表現の一つにバイクがあるという感じなのかもしれません。 年齢を重ねた者だけが持つ美学というのでしょうか?そういう世界観の作品だなと感じます。 ■ 群れない男たち 『湘南爆走族』のような仲間も、『特攻の拓』のような上下関係もなく、基本は一人。会話も少ない。感情を言葉にすることもない。それでも、バイクに跨れば、互いの覚悟は伝わる。必要以上に近づかず、しかし完全に無関心でもない。 この距離感は、年齢を重ねた今だからこそ心地よく感じられるのかもしれません。 ■ 主役は“空冷Z” キリンを語るうえで欠かせないのが、主人公が駆る カワサキ Z系(Z1/Z2) ではないでしょうか? 現代のバイクと比べれば、性能は決して高くありませんが、今もなお魅了し続けるバイクですね。振動も大きく、ブレーキも強力とは言えない。それでも彼は、最新のマシンではなく、このバイクを選び続けます。 なぜか。それは、速さではなく乗り手の覚悟がそのまま表れるバイクだからです。 ■ 最新よりも、信頼できるもの 作中には、より高性能なバイクも登場します。BMWの高速ツアラーなど、長距離巡航に優れたマシンも描かれます。しかしキリンの世界では、性能差がそのまま勝敗を決めるわけではありません。 重要なのは、どのバイクに乗るかではなく、どう乗るか。 長い時間を共にした機械。癖を知り尽くした相棒。不完全さを含めて受け入れている存在。それは、バイクというより人生の縮図のようにも見えます。 ■ 速さの先にあるもの 若い頃は、速い=正義でした。しかしキリンでは、速さはあくまで結果のひとつに過ぎません。 無理をしない。無駄に競わない。しかし、引くところは引かない。そのバランスは、経験を重ねた者にしかわからない。 全開で走ることよりも、全開にする瞬間を選ぶこと。それこそが、この作品の核心なのかもしれません。
■ 言葉にしない覚悟 キリンには、大げさな台詞はほとんどありません。代わりにあるのは、沈黙と描写。高速道路の直線。夜明け前の空。エンジンの振動。 読者はそこから、登場人物の覚悟や迷いを読み取っていくのだと思います。若い頃には見落としていた細部が、今読むと胸に刺さる。そんな作品です。 ■ なぜ今読むと響くのか 50~60代のライダーにとって、キリンは憧れではなく、現在地に近い物語かもしれません。 もう無茶はしない。体力にも限界がある。守るものも増えた。それでも、バイクに乗る理由は消えていない。 派手ではなくてもいい。誰に見せるわけでもなくてもいい。ただ、自分のために走る・・・この価値観は、若い頃よりも今の方が深く理解できるのではないでしょうか? ■ 走り続けるという選択 キリンが教えてくれるのは、「乗り続ける」という選択の重さかもしれません。 やめる理由はいくらでもある。それでも乗る。その姿は、同世代のライダーにとってどこか誇らしく、どこか切なくもあります。 ◆作中に登場する主人公の愛車はこちら Kawasaki Z1 / Z2 系(主人公の愛車)空冷4気筒・旧車 ※旧車のため開放型が基本 ※ 密閉型へ変更されている個体も多い 適合バッテリー:パーフェクトパワー PB12A-A開放型 ◆BMW K100 / K1  水冷直列4気筒・高速巡航型 適合バッテリー:パーフェクトパワー パーフェクトパワー LFPR20L-BS リチウム パーフェクトパワー PTX20L-BS MF キリンに登場するバイクは、どれも「性能」より乗り手の哲学を映す存在として描かれています。 大人になったら、こんな風な乗り手になりたいな・・・渋いイケオジになりたいなとあこがれた作品でもあります。 そして現実のバッテリー選びもまた、スペックだけでなく使い方や状態によって変わります。長く乗るほど、機械は数字だけでは語れなくなる。それもまた、この作品と重なる部分かもしれませんね。 ★次回予告 次回は、写真と短編で描かれる、もうひとつの“大人のバイク物語” 『RIDEX』 を取り上げたいとおもいます。
廃バイク用バッテリーを無料で処分いたします