雨の多い季節に、咲き誇る紫陽花の花。
自然のエネルギーを生活の中に取り入れるひとつの方法として、古から、おまじないにも使われてきました。
おまじないに紫陽花が使われる理由としては
・土壌のpHによって色が変わることは知られていますが、年によって変わる姿から「変化・柔軟性・調和の象徴」とされてきたこと。
・水を好み、水に強い植物であることから、「浄化・再生」の力があるとされてきたこと。
・多くのガク(花のように見えている部分)が集まりまるい形を作ることから「ご縁・お金が集まる」象徴と言われてきました。
雨が多くなり、家の中の湿気や、水が多い場所のカビが気になる季節です。昔は食中毒などにもなりやすく、この時期を元気で過ごすことは、とても大事なことでした。
5月は菖蒲湯につかるように、
6月は紫陽花を吊るし、家族の健康を祈願していました。
紫陽花は水の神様が宿っているかのように水に強く、この時期に一番元気に咲き誇る為、願いがかけられたのでしょう。
紫陽花のおまじないで作るスワッグを「紫陽花守り」と言います。
健康を願うおまじないですが、そこから転換し、
邪気や、悪縁を払ってくれると言われています。
お守りですね。
6月6日(数字が2つ重なる日)や26日が特別にエネルギーが強いと言われてますが、6月ならいつでも良いようです。
お守りの作り方はいくつか方法があるようですが、
6月6日にお庭から一枝摘んで半紙につつみ、赤(または白)の紐で吊り下げる
というシンプルなものが基本にあるのではないかと思っています。
※いろいろな話を聞いての個人的な意見です。
生活に根差した文化は、地域によってもいろいろな伝承がありそうです。
梅雨の終わり、
夏の終わり、
など、こちらも様々に言われています。
綺麗にドライフラワーになってくれたなら、夏の終わりまで楽しんでも良いかもしれないですね。
※特別に願い事(厄除け、悪縁切り)をした方は、梅雨明けには終うようにした方が良いのでは?と思います。
吊るした場所により、埃などが気になる方は、
梅雨明けに終うと良いでしょう。
主に健康や厄除けのお守りとして吊るすので
玄関
寝室
トイレ
が一般的です。
雨のかからない軒下があれば、そこも良い場所です。
紫陽花の、丸い小さな花(ガク)をお金に見立て、ガクがたくさん集まってその姿形を作り出すことから、「お金が集まる=金運に良い」とされています。
その1
6月の6がつく日(6日16日26日)は特にエネルギーが強いと言われているので、この日に摘んだ紫陽花や、花屋さんから購入してきた紫陽花のガクを、半紙やティッシュに並べ、少し乾燥させます。
乾燥したガクを、小さな巾着袋に入れて持ち歩いたり、半紙につつんでお財布に入れて持ち歩きます。
その2
お商売をされている方は、その昔軒先に蜂の巣を吊るし、商売繁盛祈願をしていた風習があり、いつしか実際の蜂の巣ではなく、形状が似ている紫陽花を吊るして祈願したりしていたそうです。
その由来で、
6月10日もしくは夏至の日(2025年は6月21日)に、
紫陽花を軒下や玄関に吊るすと1年間お金に困らないと言われているとか。
方法は、
そのまま逆さに吊るすだけだったり、
半紙に包んだり、
金銀の水引きを結んで吊るしたり
様々に言われています。
少し高い場所で風通しが良いところに吊るすと良いようですよ。
紫陽花をそのまま飾るだけでも、瑞々しく気持ちよいもの。
ちょっとのおまじないをすることで、
日々が楽しくなるのであれば、そんな花との付き合いかたも良いですね。
梅雨の季節も植物と一緒に楽しく過ごしましょう。
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