小田原 益広Odawara Masuhiro
芋焼酎で有名な鹿児島県は薩摩川内市出身。 小さいころから台所に立つのが好きで、よく遊んでた。自身の最初のケーキ作りは小学2年生の自分の誕生日。自分で作ったものを”おいしい”と言って食べてもらう喜びを、子供ながらに感じ、パティシエを目指す。
高校を卒業後、就職のため上名。(株)名鉄グランドホテル 調理部製菓係所属にて7年間勤務、(有)西洋食房飯島屋 パティスリー部門に勤務。
接客のおもしろさや、自分の作るケーキをお買い求めいただき満足していただける充実感を肌で感じ、独立しようと決意。その後市内のパティスリーやフルーツパーラーに勤務し、知識・技術を身につける。
2009年10月1日『パティスリーアングレーズ』プレオープン。 同月16日グランドオープンし、オープン以来地元のお客様から愛されるお店に。
近年は某アイドルグループの差し入れに採用され、インターネットやSNSでも話題となる。パティスリーアングレーズが運営するバースデーケーキや焼き菓子のオンラインストア「ECAKE.jp」も好評。
素材に関しては、チョコレートは鮮度を大切にしています。メーカーでコンチング、テンパリングを終えてなるべく早く手元に届く国内加工の物を好んで使っています。
また、デコレーションに使うフルーツは、旬であることはもちろん、とにかく熟度にこだわります。キウィやメロン、パインやオレンジなど作り手がおいしいと感じた物しか使わないようにしています。例えば見た目はいいけど、カチカチで食べたらすっぱーい!なんてことにならないように、スタッフにはうるさく言っています。「とにかく食べて!」と!
ケーキのデザインは素材が想像しやすい形を気にしてみたり、全く予想できない形にしたり、あまりこだわりはないんですが(笑)、例えばアングレーズの看板商品「レモンパイ」に関しては、手で仕上げた感じを大事に仕上げています。一つひとつ見た目が違ってもそれが個性のような感覚もあります。(もちろんおいしさのバランスを考えた構成になっているのが大前提ですが)やはり、共通して大切にしているのは手作りの暖かさが感じられることです。
あと、大きさには気を付けます。一口食べておいしい!と思える糖度を考え、食べ切ったときにもうひとつ食べたいな!食べれるかな!?と思っていただけるように大きさを決めています。
お菓子作りに一番大切な技術は状態を見極めることです。クリーム状にとか、ポマード状に、もう少し濃いめに焼くなど文章にすればそのままですが、それを見極めて適正な「状態」で作っていくことがおいしさの秘訣です。そこに必要なのが日々の経験と、知識なんです。レシピ通りに作るなんて本当はできないんです。その状態を見極められないとおいしいお菓子は作れません。だから職人なんですね♫
接客に関してもとても重要です。一生懸命丁寧に作ったお菓子たちを、いかにお客様にお伝えするか、それをするにはパティシエにも負けない知識量や熱量が必須です!そしてお客様がお店に来ていただいている時点で《本当にありがたいこと》だと実感し、アングレーズのケーキをおうちで食べて頂くことが楽しくなるような接客をこころがけています。
例えば、ちょっとお話しさせていただいて「実は嫁が誕生日なんだよね」ときけば勝手にプレートを書いちゃう!なんてお節介もアングレーズらしい接客と言えます。