名もなき家事を、そっと減らす。─ 本当に届けたいのは「心の余白」
公開日:2026/08/01「これって、うちだけ?」——子供がソファに全力でタックル。ずれる。床には、いつのまにか増えていく傷。「床がぁぁぁ」「キズ!キズ!」なんて、ちょっと笑っちゃう動画ですよね。
でも、当時の私には、笑い事じゃなかったんです。
子供が元気なのは嬉しい。でも、そのたびにソファを押し戻して、床の傷にため息をついて。「また怒っちゃった」と、自分にもちょっと落ち込んで。——子育て中の毎日には、こんなふうに名前もつかない小さなイライラや、名もなき家事が、いくつもあります。
それが、滑り止めひとつで、嘘みたいに消えたとき。
「あ、もう怒らなくていいんだ」と、心がふっと軽くなりました。
Ouchi+Designが商品づくりで一番大切にしているのは、この名もなき家事を、そっと減らすこと。今日は、その原点と、道具に込めている思いを、少しだけお話しさせてください。
滑り止めひとつでソファが動かなくなって、床の傷も気ならなくなって、「あ、もう怒らなくていいんだ」と心がふっと軽くなったとき——私が思ったのは、「これ、私だけの話じゃないな」ということでした。
きっと日本中に、同じように名もなき家事に追われて、心の余白をなくしているお母さん達がたくさんいる。
その人たちにも、この「ちょっとラクになった体験」を届けたい。そんな気持ちからOuchi+Designは始まりました。
Ouchi+Designの商品は、どれも私自身の体験や、まわりのママたちの「困りごと」から生まれています。
「これがあったら、あの小さなイライラが減るのに」という一点から出発する。だから派手さはないかもしれません。
でも、毎日の暮らしの中で、静かに効く。そんな道具を目指しています。
たとえば、撥水マルチカバー。
子供がいると、ソファの汚れは日常茶飯事。だから本当は、こまめに洗いたい。でもカバーって、かけ直して位置を合わせて……というセッティングが地味に面倒で、その手間を思うと、つい洗うのを後回しにしてしまうんです。
だったら、掛けるだけでずれない、セッティングのいらないカバーを作ればいい。
さらに撥水機能を持たせたのは、食べこぼしや、急な嘔吐など「いざという時」に焦らなくていいようにしたかったから。
そんな心の余白が、私たちには必要だと思うんです。
商品は、ひとつひとつ手作業で検品しています。小さな汚れやほつれ、縫製のわずかな乱れも、実際に手に取って確かめる。
その向こうに、実際に使ってくれる方たちの毎日を想像しながら。使う人が「ちょっとラクになった」と感じてくれること。それだけを考えて、作っています。
Ouchi+Designの商品は、それぞれが小さな困りごとへの答えです。
■ソファ滑り止め
「気づいたらソファがずれてる」を、もう気にしなくていい。
■マルチカバー
子供がこぼしても、「もう!」と怒らなくていい。
■椅子脚カバー
椅子を引くたびの、床の傷や音を気にしなくていい。
どれも、暮らしの中の「もう○○しなくていい」を、ひとつずつ増やしていくための道具です。
毎日がんばっているからこそ、日常のちょっとしたことに、心が折れそうになる日がある。
そんなとき、道具が「名もなき家事」をひとつでも肩代わりしてくれたら。ほんの少しの余白が、「もう怒らなくていいんだ」の一言を、そっと連れてきてくれるかもしれません。
そんなお母さんの毎日に、静かに寄り添う存在でありたい。
今日も、あなたの一日が、ちょっとやさしくなりますように。
Ouchi+Design